私達は、この言葉を胸に黒木農園の野菜をお客様の元へとお届けしたいと考えています。
人の身体を作っている細胞は常に新陳代謝により入れ替り、肌は28日、筋肉は約2カ月、赤血球は約120日、硬い骨でもおよそ半年と言われています。 普段、食事をしている時には自分が食べている物が自分の血や筋肉になっているということは意識しないのではないでしょうか?毎日の食事により食べていただいた方の身体に変わっている食べ物だからこそ、黒木農園では真摯な姿勢で作物と向かい合い、食べていただいた方の『気持ちも体も元気になる美味しい野菜!』をお届け致します。
1.栽培
ミニトマトの糖度を上げるには水を極力あげないことが有名ですが、皮が硬くなってしまったり、その後の成長に影響が出てしまいます。水は光合成を行う上で必要不可欠のものでもあるので、黒木農園では光合成を少しでも多くしてもらい、果実への養分が高くなるよう作物が伸び伸びと健康に育つようなに水を適度に与え栽培をしています。
2.土、肥料
土を柔らかく生物が多く生息できるように毎年、堆肥や炭、米ぬかを施し、肥料はアミノ酸主体の有機質肥料を使用し、果実が甘く栄養価も高くなるようこだわっています。カルシウムや鉄などのミネラルも土壌分析に基づき施し、鉄はミニトマトの赤みを際立たせ、カルシウムは作物が病気に強くなります。
3.鮮度
生で食べられる野菜のほとんどは収穫した瞬間から少しずつ味や質が低下していきます。ミニトマトは他の野菜と比べそのスピードは遅い方ですが、それでも夏の暑い時期に完熟させたミニトマトは、通常のミニトマトと比べ鮮度低下も早くなってしまいます。そこで美味しさを保つために、まだ気温の低い早朝に収穫し、当日の昼には冷蔵便にて発送するようにしています。
4.品種、選別
ミニトマトの種類は何百とある品種から食べやすくて甘みが強く、艶のあるものを選んでいます。また、美味しいものをお届けするため時期により品種が変わることもあります。収穫したものは、手作業で選別し状態の良い物だけをお届けいたします。
5.旬
トマトは夏野菜という認識があると思いますが、それは体が求めていることでもあります。トマトには水分やカリウムが多く含まれ夏の熱くなった体温を下げる効果があります。また旬の時期に育ったミニトマトは美味しく栄養価が高くなると言われています。真っ赤で宝石のように輝くミニトマトは見ているだけでも元気になりますよね。
6.環境
トマトの原産地は南アメリカのアンデス山脈の高原地帯と言われ乾燥し、日照量が多く昼夜の温度差があり、雨が少ない環境で生息していました。
これは北海道の湿度、雨量の低さと、夏の日照量の多さ、富良野の盆地と高原地形による昼夜の寒暖差にぴったり当てはまり、ミニトマトが生き生きと育つ条件が揃っています。
7.安心
お客様に安心して食べていただくことも、美味しさの一つだと捉えています。黒木農園では化学肥料や除草剤を使用せず、農薬の使用は病気が蔓延しそうな場合にやむを得ず使用する場合もありますが、使用する農薬には重曹や食用油脂を元に作られ、人体に対して安全性の高いものを選んでいます。また栽培過程を皆様に発信することで、皆様に安心して食べていただけるように努めます。